公開鍵暗号基盤(PKI)
証明書ライフサイクル管理 証明書ハブ
Certificate Hubを利用すれば、一元的に証明書を検索、制御、自動化することが容易になります。強力なポータルを通じて、デジタル証明書を全面的に一元管理できるようになります。検索から監査、発行やオーケストレーションまで、あらゆる証明書の管理ニーズにお応えします。
一元化された証明書ライフサイクル管理
証明書ハブを導入すると、シンプルな方法で直感的に組織全体の証明書を監視し、管理できます。複数のCAをまたぐ証明書のライフサイクルを一元管理できるため、組織内にあるデジタル証明書をすべて検索し、管理することができます。
メリット
検出とレポート作成
Certificate Hubのスキャン機能で、組織のネットワークやCAデータベースに含まれる証明書の詳細情報を検出できます。自動レポートと自動通知で、チームが常に証明書の状況を認識し、責任を果たすことができます。
1つの画面からすべてに対応
ブラウザベースのユーザーインターフェイスで、複数のCAにわたって証明書のライフサイクル全体の検索、制御、管理を行えます。
完全制御
Entrust Authority® Security Manager、Entrust® Certificate Services、Microsoft Active Directory Certificate Servicesの証明書の発行、更新、失効処理をすべて、単一の実施ポイントで行うことができます。
統合が簡単
Certificate Hubは、オンプレミスまたは商用クラウドでホストされるコンテナベースのソフトウェアです。プラグ可能なアーキテクチャを備えているため、容易に拡張できます。
Certificate Hubの機能
自動化の効率性
- CAデータベースとクラウドサービスから証明書を自動的にインポートする機能と検出スキャナーで、組織全体の証明書のインベントリの作成を可能に
- 証明書の有効期限が近づくと自動通知で警告
- エージェントなしで証明書の展開とオーケストレーション
包括的な証明書管理
- Entrust Authority Security Manager、Entrust Certificate Services、Microsoft Active Directory Certificate Servicesの証明書の発行、更新、失効処理を実行
- ユーザー定義のレポートのスケジュールを設定しておくことで、カスタマイズされたレポートを自動作成
将来の統合と成長を想定
- 企業IDPを使用するか、Entrust IDaaS クラウド認証サービスに組み込まれた統合機能を使用して、多要素ユーザー管理と多要素認証を提供
- プラグ可能なアーキテクチャで拡張
- オンプレミス、企業のプライベートクラウド、パブリッククラウドのいずれでもホストできる最新型の展開
Certificate Hubのバージョン
証明書には次の3バージョンがあります。
検索
- ネットワーク検出と証明書の自動インポートで、組織全体の証明書のインベントリが作成されます。
- 使いやすいレポートデザインプログラムとレポートスケジュール管理機能で、組織全体に可視性が備わります。
- 自動作成されたレポートと自動通知が電子メールで送信される形で、証明書の所有者は必要なアクションの通知を受けられます。
制御
- ベンダーの違いを越えて、証明書のポリシー、発行、公的認証局と独自認証局へのアクセスを集中管理できます。
- 「CA Source San」を使用して、最終提出先がどこであっても発行済みの証明書をすべて表示できます。
自動化
- エージェントやデバイス上のクライアントがなくても、証明書の導入とローテーションが行われます。